鬱だしのう

連休前から重い仕事を割り振られて、ぜんぜん進まない。
連休中もそれを思い出しては気が重くなることの繰り返しで、心の休まる暇がない。
ストレスをこんなにはっきりと感じたのは、60年以上生きてきて初めてだ。胸が苦しくなって手がジンジンする。これがストレスか。
思い出さなければいいようなものだが、意志の力ではどうしようもないのである。
毎日8時前からリミットの22時まで働いたうえに裏で上の人の力も借りてやっと形を整えたのだが、昨日のレビューでボコボコのタコ殴りに遭った。マネージャーが些細な(と私が思う)ところを気にする上に、気に入らないところがあると何でそうしたか詰問口調で問い詰めてくるのよね。挙句の果てに「こんな書き方をするからイラッとくる」みたいな言い方をされた。
もう最近はマネージャーの声を思い出すだけで胸が苦しくなる(べつに恋をしているわけではない)。
スケジュールについて有無を言わせる雰囲気じゃないし、要件定義でこの状況なら、製造やテストのフェーズに入ったら、さらにキツい状況になるのは容易に予想できる。
最近は夜中によく目が覚めるし、今朝なんか目が冷めてから眠れなかった…と思ったら、昨晩に抗鬱薬を飲み忘れていたのだった。飲んだらすぐ眠れた。
そういうことで、本日は心療内科に行く日なので、ドクターに現状を訴える。すると、薬を変えてくれることになった。朝晩の食後に飲むことになる。効いてくれればいいのだが。
でも、これ以上進むようならポーズすることも考えないといけないと言われた。
で、現在の契約を延長しないことに決めた。今の御時世、中国発のウイルスで経済が縮小してるから次の仕事を見つけるのは難しいのは理解っているが、命あっての物種である。下請けは給料が安い分、逃げる権利もあるのだ。

イタチが仔猫を…

今日、買い物帰りに自転車で車一台がやっと通れるくらいの細い道を走っていると、黒と茶色の毛玉が巴紋のようになって目の前を横切った。

よく見ると、イタチがもう一匹を咥えているようである。

そいつは、そのままでは逃げられないと思ったのだろう、黒いのを道端に置いて家の陰に走り去った。黒いのは動かない。真っ黒な仔猫だった。足でつついても反応しないので、絶命しているようだ。

よくもまあ、あの細い体で自分と同じくらいの大きさがある死体を持ち運べるもんだな。

家の陰を覗くと、こちらを伺っていたようで、目が合うと逃げていった。

近くのポケストップでディスクを回し、アーボックを捕まえてからまた戻ってみると、仔猫の死体はなくなっていた。回収したのだろう。

 

伝わんねえ~

…というのが、「映像研には手を出すな!」の最終回が終わった直後に口から出てきた言葉であった。作中で作られたアニメ作品のことである。

創ってる過程を観てるから、おぼろげにでも意味がわからんでもないが、そうじゃなければ何がなんだか意味不明でしょうアレは。一緒に観ていた娘も同意見だったから、私だけの意見でもないだろう。

セリフがほぼ無いというのが解せない。アフレコしている絵もあったように記憶してるんだが。土壇場の大変更でそうなったのか。いやそもそも、ふつうならセリフで説明したくなるものでしょう。短い作品なら特に。

マチュアの作品だからレベルを落としてるのかなあ。でも高校生でも、才能がある奴なら痛いほど伝わる作品を作れると思うんだが。それもフィクションで3人も揃ってあれだとは。

前回までは楽しんで観てたんだが、とにかくちょっと不満の残った最終回であった。

 

「生物から生命へ」(有田 隆也)

「生物から生命へ―共進化で読みとく」(有田 隆也:ちくま新書)を読み終えた。
この本のテーマは、相互作用による共進化。非常に示唆に富むものであった。
フィードバックループ。つまり、「環境による自然選択」だけではなく、生物も環境を変える。いや、環境じたいが、進化する生物の集合だったりする。
従来の、環境を所与のものとして考えるやり方は、天体の運動を二体問題として解くとうまくいく(というか、そうしないとうまく解けない)ようなものだろう。
しかし、コンピュータでシミュレーションを行えるようになったことで、状況が変わってきている。
人類においては、「文化的原理」というものが新たに加わり、さらにその変化速度が大きくなっている、というのが筆者の問題意識であると思われる。
文化の進化というのは、生物学的進化とは別の階層の現象なんだよね。宇宙の進化や物質の進化とは別の階そうであるというのと同じ意味で。
筆者は、とても頭のいい人だと感じる。もちろん、こういう本を書くからには頭が悪いわけがないのだが、学問を究める頭の良さとはまた別の知性を感じる。うまく説明できないのだが。
そして、ここでも出てきましたよ、ティンバーゲン!最近読んだ2冊に続けて登場したおいうことは、最近になって評価されてきた考え方だということなのかな。

 

Google先生、ロコツです

駅で見たデジタルサイネージの広告が良かったので、代ゼミの動画YouTubeで観たら、Webページに表示される広告が予備校だらけになった。
さすがGoogle…っていうより、監視されてる感がハンパなくてキモいんですけど。もう少しマイルドに見えるよう調整すべきなんじゃないかなあ。

 

それでも明日はやってくる/鈴木結女

ひさびさに聴いたが、なかなか良い。
このような曲が、忘れ去られているというのは、非常に惜しい。
頭の中で繰り返して再生しているうちに、これはアニソンだったのではないかという気がしてきた。なんだか、アニメのバックに流れていたような淡い記憶があるのだね。
それで夕食時にカミさんに訊いてみると、覚えていた。彼女がタブレットで調べたところによると、忍空のエンディングだったそうである。
だったら、覚えている人は覚えているな。忘れていたのは、私のほうだったか。はあ。
でも逆に、忍空は観てなかったのに覚えていたというのは、すごいことかもしれないね。

スマホのライトが点灯してしまったときの対処

今朝、あるきながらポケGOをしていて、ふと画面を見るとバッテリーの残量が33%になっていた。「げー、何でそんなに少ないんだ、満充電して家を出てきたはずなのに」とか思いながらプレイしていて、次に見たらもう31%になっていた。
これは非常事態である。確認すると、カメラのライトが点灯していた。そのせいか。
私はiPhoneを使ったことはないが、Androidではよくあるよなあ。スマホを使い始めた頃はどうしていいかわからなくて、OSを再起動していたんだった。
いろいろ試してみて、カメラアプリを起動するとライトが消灯することがわかったので、今はとりあえずそうするようにしている。もっと簡単な方法があるかもしれないが。